リフォームの失敗を防ぐための注意点と手順
年数が経ち住み慣れた家の劣化を感じるとき、リフォームやリノベーションをしようと考える人が多いでしょう。リフォームやリノベーションは適切に行えば、住宅の資産価値を下げる事なく、長く住むことが可能になります。
しかし、リフォームやリノベーションの進め方や注意点など、知られていないことが多くあります。そこで今回は、リフォームを行う手順と注意点について紹介します。
1.リフォームの注意点
室内リフォームの注意点を知っておくことで、失敗を未然に防ぐことができます。リフォームを始める前に、知っておくべき注意点をまとめたので参考にしてみてください。
1-1.低コストに済ませたいなら全体的なリフォーム
内装リフォームでは「汚れが目立つ壁紙だけを張り替えたい」「フローリングを張り替えたい」という部分的なニーズが多いです。部分的なリフォームでも良いのですが、実は、部分限定のリフォームよりも全体的なリフォームの方がコストは削減できます。
住宅は全体が並行して劣化してくるので、一部分だけ新しくすると他の部分も気になってしまいます。そのため、統一感に納得できず、他の箇所も後からリフォームするというケースが意外と多くあるのです。したがって、全体リフォームはコスト削減だけでなく、部屋全体の統一感をつくり出すことが可能です。
1-2.リフォームに使う「素材」をチェックする
内装リフォームの注意点は、配置やデザインはもちろん内装材に使う「素材」にも注意が必要です。そこで、壁紙選びで失敗が起こりやすい注意点を紹介します。
壁紙選びでは、サンプルを見て選んだはずなのに、イメージとは違うということがとても多い失敗事例なります。小さなサンプルの印象と壁一面に張ったときの印象の違いが原因です。
このような失敗を防ぐためには、少しでも大きなサンプルを用意してもらって、サンプルを実際に壁にあててみて、全体のイメージをすることです。部屋の日当たり具合によっても違ってくるので、日中と夜間とで比べてみることをおすすめします。
1-3.余裕をもってスケジュールを立てる
内装リフォームは、施工内容によって施工期間が変わります。スケジュールをしっかりと立てていないと、年末年始までリフォームがかかったり、子どもの受験時期と重なってしまったりなど、家庭が大変なときにリフォームをすることになってしまいます。
内装リフォームをする際は、時間に余裕を持ってスケジュールをしっかりと立てることが大切です。事前の打ち合わせでスケジュールについて確認しておきましょう。
2.リフォームの手順
リフォームに決まった手順はありませんが、一定の流れに沿って行なえば、より満足度の高いリフォームを行うことが可能です。
2-1.リフォームの目的を明らかにする
どの部分をどんな風にリフォームしたいのか、リフォームの目的を明らかにしましょう。まずは、予算のことを考えず、家族全員でイメージを話し合って、希望や不満なところを挙げて、優先順をつけることをおすすめします。
2-2.事例を見てイメージを膨らませる
リフォームの事例は専門誌、カタログ、Webサイトなどで確認することが出来ます。ただし、事例はあくまでも他人の家なので、自分の家でも同じようにできるとは限りません。見た事例の中から、自分の家ならどのようにアレンジできるかをイメージしてみましょう。
2-3.施工店に相談
施工依頼をする際、「一度相談をしたら断われないのでは」と不安になる人も多いと思いますが、見積もりを取る前提なら無料で相談に応じてくれることがほとんどです。気軽に相談してみましょう。
2-4.リフォームプラン・見積もりの提案
現地調査が終わり、家の現状を把握してもらい、伝えた要望をもとに大まかなプランと見積もりを提出してもらいます。プランの内容が打ち合わせ通りになっているか、追加や無駄な部分はないか十分確認しましょう。分からないところがあれば、業者に説明を求め、納得してから契約することが大切になります。
2-5.発注・工事
工事中は依頼先に任せきりにせず、できるだけ自分でも予定通りに進んでいるのか、指定した材料や機器が使用されているかなどの確認をしましょう。
まとめ
今回はリフォームの手順と失敗しないための方法を解説しました。はじめてリフォームする人からしたら、大変なことも多いと思いますが、是非この記事を参考にしてみてください。
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