室内リフォームを行うメリットとデメリット
室内リフォームをしたことはありますか?長年同じ家に住んでいると、家の劣化状況が気になったり、家のデザインが気に入らなくなってしまったりすることもあるでしょう。
実際、建て替えを行うとなると、工事の費用だけではなく、仮住まいを探したり、引っ越しをしたりとその他にも費用や手間がかかるため、面倒になって考えるのをやめてしまうこともあるかもしれません。
しかし、リフォームは建て替えと違い、手軽に室内を一新することが可能です。そこで今回は、リフォームのメリット・デメリット、リフォームのタイミング時期について紹介します。
1.リフォームのメリット
リフォームには4つのメリットがあるので、それぞれ詳しく説明していきます。
1-1.必要な部分だけ改修できる
リフォームの最大のメリットは、特に不満の無い部分はそのままにして、リフォームしたい部分だけを改修出来ることです。
建て替えやリノベーションなどの大掛かりな工事の場合は、今まで住み慣れた思い入れのある住まいの雰囲気はほとんどなくなってしまいます。そのため、出来る限り今までの住まいの雰囲気を残したい場合は、リフォームがおすすめになります。
1-2.予算の組みやすさ
リフォームの場合は、施工部分を特定できるので、予算を組みやすいです。希望の予算範囲に抑えるために、リフォームしたい部分や施工方法を選べることも出来ます。
1-3.工期が短い
リフォームの場合、基本的に基礎の解体工事を行う必要がないので、工事期間は建て替えなどに比べて短いです。建て替えの場合は2~5か月ほど工事期間が必要ですが、リフォームの場合は、1~3か月程で行うことが出来ます。
部分リフォームなら、最短で1日~数週間で終わる場合もあります。
1-4.仮住まいを借りる必要がない
リフォームは一部分を改修することがほとんどなので、仮住まいへ一時的に引っ越す必要がありません。
2.リフォームのデメリット
「一部分を改修できる」ことがメリットのリフォームですが、このメリットがデメリットにもなります。
2-1.大がかりなリフォームはできない
リフォームをする場合、今の家の範囲内であればどんな間取りにも変えることが出来るというわけではありません。構造によっては、間取りの変更などの大がかりなデザインの変更が出来ないケースもあります。
リフォームは、あくまでも新築時のような状態を取り戻すことを目的としているため、当初のデザインの変更を行うことができないことがデメリットになります。
2-2.劣化が進んでいると費用がかかってしまう
一般的に、リフォームの方が費用は安く済みます。しかし、家の基礎部分や内部構造自体を強化するといった工事を建て替えではなく、リフォームで行ってしまうと費用が高くなってしまうことがあります。
3.リフォームを行うタイミング
リフォームの適切なタイミングを逃してしまうと様々なトラブルが発生してしまいます。そこで、住宅の築年数ごとに、どのようなリフォームが必要になるかを確認しましょう。
3-1.築5年から10年
この時期にはクロスやトイレ、洗面所、外壁のちょっとした破損や汚れが目立ち始めます。特に、クロスの継ぎ目がめくれ、変色して剥がれる時期です。クロスの変色や剥がれ、浮きが目立ってきたら貼り替えのリフォームを検討しましょう。まだ使えるところが多いですが、早めにメンテナンスを行うことで住まいの寿命を伸ばすことが出来ます。
3-2.築10年~15年
この時期にはキッチン、バス、トイレ、洗面所などの水回りに不具合が出始める時期になります。水回りは使う頻度が高く、湿気が多いので劣化が早いです。排水口の詰まりや臭いが気になったり、蛇口、シンクから水漏れしたりしている場合は早めにリフォームすることをおすすめします。
また、屋根材や外壁は雨風にさらされているので、亀裂などを発見したら早急に補修工事を行いましょう。
3-3.築15~20年
この時期には、キッチンやバス、屋根、塗装のリフォームが必要になります。キッチンでは、シンクの表面の汚れが目立ったり、劣化し始めていたりしていたら注意しましょう。
バスは特にタイルの割れや傷に注意が必要です。そこから水滴が浸水し、土台や柱が水分を含んで、白アリが発生してしまいます。見えないところで腐食が進んでいくので早めのリフォームを行いましょう。適切な時期に大規模な改修工事を行い家の寿命を延ばしましょう。
まとめ
今回はリフォームのメリットとデメリットについて詳しく解説していきました。はじめてリフォームする方からしたら、不安なことも多いと思いますが、是非この記事を参考にしてみてください。
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